経営コンサルティング事業

買収後における統合の失敗や遅延は、高すぎる買収価格と並んでM&Aの成功率を低くさせている原因の最も重要な一つです。ベネディ・コンサルティングでは、M&Aがクライアントにとって本当の意味での成功と言えるよう、案件の実行後における統合・バリューアップステージにおいても継続して支援をいたします。

また、再生ステージの対象会社に対しては、業務改善施策の立案並びに事業計画策定からそのモニタリングまで、バリューアップに向けたご支援を提供いたします。

買収後の統合支援

買収後の統合(PMI: Post Merger Integration)において、忘れてはならない重要な視点とは、

  • 1. 日常におけるオペレーションの混乱を回避する
  • 2. シナジーをはじめとする統合の効果を早期に実現する

の2つです。これらはM&Aの効果を最大限に引き出すことに直結するものであり、一見当たり前のことのように思われがちですが、その実現は必ずしも容易ではありません。統合シナジーを最大化するためには、企業文化・価値観の融合や戦略・オペレーション・システムインフラの統合が、必要な変化として統合関係者から受け入れられる必要があるからです。加えて、M&Aによる統合の範囲や形態は事業内容や統合ストラクチャーによって様々であり、一般に定型化されたな統合手続きが準備されているわけではありません。

こうしたPMIを推進するために、通常は統合推進(準備)室等の部門や統合マネジメントオフィス(IMO:Integration Management Office)等のプロジェクトが組織されますが、ベネディ・コンサルティングではこれまでの経験とノウハウを活用し、こうした大規模プロジェクトの統括管理プロセスを側面からサポートいたします。

また、分科会として組織される各機能別の検討においても、業務改善・業務設計に関連して様々な方法論ツールの提示やアドバイスの提供をいたします。

業務改善並びにバリューアップ

閉塞感の強い国内市場を横目に海外市場の獲得に成長機会を求めるケースが多くなっています。しかしながら、足元の業務効率性・収益性に対する地道な改善努力を避けて通ることが出来ないことには代わりがありません。

ベネディ・コンサルティングは、業務プロセスの変革や業務集約を実現するための組織設計等の業務改善コンサルティングを得意としており、M&Aの統合支援だけでなく、企業再生におけるコンサルティングも提供しています

事業計画策定支援

ベネディ・コンサルティングでは、特に再生支援の現場において、シミュレーションモデルを駆使して経営改善施策による効果の定量化と事業計画策定の支援をしています。シミュレーションモデルの策定においては、損益に重要な影響を与えるバリュードライバー(価値を生み出す要因)を特定した上でパラメーターとして取り込み、また、その他の費用については固変分解等によってその性格を明確化させて、事業数値モデルに組み込みます。

経営管理制度構築・モニタリング

事業計画の策定や業務改善の試みも、一過性のプロジェクトとして実行されるだけでは企業価値の向上に結びつきません。そのため、計画が実行され、または改善活動が継続して効果を発揮していることを定期的にモニタリングしていくことが重要です。

弊社では、こうした報告・モニタリングの枠組みと実効性の高い運営体制を経営管理体制の中にビルトインさせることが、継続的な企業価値の向上につながるものと考えています。

例えば、事業計画策定の際に重視したバリュードライバーに関連させてモニタリング指標を設定し、月次での状況報告を制度化することにより、実績が事業計画を上回った(若しくは、下回った)理由をより明確かつ適時に把握・説明することが可能となります。さらには、バリュードライバーの分析により、次の打ち手を検討するために必要な重要なヒントを得ることも可能となります。

こうしたモニタリング制度の精緻化を通じた経営活動の「見える化」は、経営陣や部門責任者の説明責任能力を高めると共に責任の所在を明らかにします。弊社では、こうしたモニタリング制度の精緻化に係るコンサルティングサービスを提供することを通じて、継続的な企業価値の向上の実現に貢献いたします。