2017年8月の注目ディール<ソフトバンク・ビジョン・ファンドによる矢継ぎ早の投資>
2017-09-13
昨年、ソフトバンク・グループの孫正義会長がサウジアラビア王国パブリック・インベストメント・ファンドによる出資合意を取り付けたことを受けて設立されたソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の勢いが止まりません。本年5月に930億米ドルの出資コミットメントを集めたばかりですが、7月の2件の投資に続いて、8月にはインドEマーケットフレイスのフリップカート(25億米ドル)、医療ベンチャーのロイヴァント・サイエンス(11億米ドル)、コーワーキングスペースのウイワーク(44億米ドル)の3社に対して多額の投資を実行しています。
また、SVFはソフトバンク・グループの連結対象となるため、連結子会社となる投資先の経営成績はソフトバンク・グループの決算に直接取り込まれます。
常識外れのベンチャーキャピタルであるSVFの動向とその投資の成果に注目が集まります。
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