2017年9月の注目ディール<東芝メモリの売却先が日韓米連合に決定>

2017-10-13

債務超過からの脱出をかけて実施されていた東芝半導体メモリー事業の売却プロセスが一つの節目を迎えました。譲渡先はベインキャピタルを軸とする日米韓連合で、売却価格は2兆円です。本件入札は、海外への技術流出を懸念する政府や、競合への売却を認めないウエスタンデジタルなどへの対応が求められたことにより、通常の入札では見られない迷走を見せました。
また、ようやく譲渡契約締結までたどり着いたものの、これから乗り越えないといけないハードルはいくつも残っています。東芝メモリの経営権を巡る駆け引きの本当の山場は、これから始まるのかもしれません。

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